こんにちは。クローバーキッズ学芸大学です。
今回は3時間目のプログラムとして「ハーバリウム」をつくりました。
「ハーバリウム」とは、元々は「植物標本集」という意味です。お花を保存する方法として、押し花などもありますが、このハーバリウムという工作なら、お花に水をあげたり、手入れをしなくても、長い期間キレイな形で保存が出来ます。
ハーバリウムの作り方
まずは作り方をご紹介します。






参考:ハーバリウム
※「ハーバリウムの液」ですが、ダイソー等の百円ショップに売られているものを使用しています。ハーバリウムの液がない場合は、ベビーオイル等の液体も使用可能です。
ハーバリウムの療育のねらい
今回の療育的意図は2つあります。
1つめは手先の巧緻性を養う機会を作ることです。
お花をちぎる、はさみを使って小さい大きさに切る等の動作を通して手先の巧緻性を高める経験になればと考えました。またビンにビーズ等を入れる際につまむ等の動作を入れることで指先で何かをつかむ経験も作れます。
2つめは、力のコントロールをしてビンに注ぐ機会を作ることです。
力のコントロールが苦手なお子さんは、タッチしたつもりでも強くたたいてしまったと周囲から誤解されたり、力が強すぎるためつかもうとした物をつぶしてしまうケースもありそうです。
ものを注ぐことで力のコントロールをする機会を経て、力のコントロールが少しずつ出来るようになるのではと考えています。
ハーバリウムの活動を通して、他の子が欲しいと言っていたお花を渡してあげ、「あげた」とスタッフに報告できる子がいて、他のお友達とのやり取りも見ることが出来とても楽しかったです。
普段は工作をあまりやりたがらない子ども達も、ビンにお花を入れて、薬に見立てて遊んでいたり、光にあてて色を楽しんでいる様子も見られました。
アフタースクールクローバーキッズ学芸大学前では、子ども達の「できた!」という気持ちを大切にこれからも、普段の活動や遊びの中で子ども達の自己肯定感を育んでいけたらと思っています。
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