こんにちは。アフタースクールクローバーキッズ学芸大学です。
今回は、クローバーキッズで行なっているプログラム1部のご紹介します。
今回は「カタカナカルタ」と言い、「カタカナを組み合わせて漢字を作る」という遊びを交えたプログラムを行なっています。
カタカナカルタとは?
名 (タ+ロ)、化 (イ+ヒ)などカタカナの組み合わせで漢字を作ることが出来ます。
カタカナという見慣れた文字を使って組み合わせられると子ども達が気づくことで漢字に親しみを持ってほしいと感じ、カタカナカルタを実施しました。
手作りのカタカナカルタですが、こちらに公開します。良かったら見てみてください!
参考:カタカナカルタ
カタカナカルタの療育的なねらい
今回このプログラムで療育的視点で意識した点は2つあります。
1つはカタカナという文字の形をした上で、それらを組み合わせて漢字を作るという作業をし、形の認識をしてもらい、漢字を覚える際に覚え方の1つのコツとして知ってもらえたらということです。
漢字を覚えるのが苦手な子も、カタカナであれば、好きなキャラクターの名前やゲームの登場人物などから覚えている子もいるかもしれません。
知っているカタカナを使って、漢字を作ってみるという経験を通して、漢字を身近におもってほしいという願いがありました。またこの療育プログラムの中で、カタカナがどれくらい理解できているのか見てみたいという思いもありました。
2つめは、ばらばらにしたカタカナを広げた上で、その漢字に必要なカタカナの要素をピックアップして漢字を作る経験をすることです。

このようなバラバラなカタカナの中から、必要な情報をピックアップします。子どもによっては、使わないカルタをまとめていたり、情報を整理する工夫をする子もいました。たくさんの情報の中から精査する練習にもなります。
カタカナカルタをしている際、はやくカタカナカルタを完成させた高学年が低学年を助ける場面もありました。高学年が低学年の理解度に合わせて教えるなどして、習っていない漢字があっても高学年のお兄さん・お姉さんが優しく低学年に教えていました。
子ども達の間でも助け合いがうまれ、非常にあたたかい気持ちになりました。
アフタースクールクローバーキッズ学芸大学前では、子ども達の「できた」という気持ちを大切にこれからも、普段の活動や遊びの中で子ども達の自己肯定感を育んでいけたらと思っています。
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