地震の時どうする?避難訓練

いつ起こるか分からない地震に対しての不安感が強い子どもたち。

そこで!
地震の時にパニックにならずに安全に避難ができるよう、
「地震の時の正しい避難の仕方を学ぶ」
ということにフォーカスを当て、実践を含めた避難訓練を行いました。

地震の時にたとえひとりであっても、
自分のことは自分で判断して安全に避難できるように、
不安を軽減し恐怖を取り除くために、
避難訓練によって知識や経験を増やしていきます。

まずは活動の始まりに、地震をテーマとした読み聞かせ📖
川崎市が作成したこども防災絵本「ダイジシーンからのおねがい」を読みます。

https://www.city.kawasaki.jp/170/page/0000099815.html

「地震の時に困らないようにするためのポイントがあるから、よく聞いていてね」
と伝えて読み始めると、子どもたちはいつにも増して真剣に聞いていました。

また、避難訓練ではより本番に近づけるために緊急地震速報を鳴らします。
訓練であることを説明した上で、音に慣れるために読み聞かせの時点で鳴らすと、さらに真剣な表情になってきました。

避難訓練本番では、地震発生時に取るべき行動をまずは動画で学びます。

https://youtu.be/x1f_z8KJmZ0
東京消防庁「地震その時10のポイント」

視聴後は確認のために質問!

Q.「緊急地震速報が鳴ったり、地震が起きたらどうする?」
A.「机の下に隠れる!」「ダンゴムシのポーズ」

Q.「外で地震が起きたらどうする?」
A.「頭を守って丸くなる!」「ブロックの塀とか、倒れてくるものから離れる」

Q.「避難の時はどこを避ける?」
A.「倒れてくるもの」「ガラスとか塀」

他にも「逃げる時はスリッパをはく」「周りの安全を見てから逃げる」などの意見が出ました。
真剣に動画を見ていたことが分かります✨

質問が終わる頃、緊急地震速報が流れます!
一度鳴らしていることもあり、緊張感はありながらも落ち着いていました。
さらに、「地震だー!」という声を聞いた瞬間、学んだとおりに机の下に隠れます。

揺れがおさまり、安全確認をした職員が「避難します!」と声をかけると、それを聞いて避難を開始。

教室から広いプレイルームに移動し、非常口から脱出して外の非常階段を使って1階に降り、一時避難場所の駐車場に避難します。
「押さない」「走らない」「焦らない」を意識して動いていました。

駐車場から避難所の公園への移動中は、避難の時に避けるべきものを確認しながら歩きます。
公園に行く際は、消防署職員に聞いた上で、いつも通っている狭い道ではなく、広い道を移動しました。


「電柱は倒れてくるかもしれないから危ない」
「ブロック塀には近寄らない!」
「ガラスも割れるかも」
と、それぞれ、実際の避難経路の中でよく確認していました。

近くの避難所に到着し、改めてどんな行動を取るか、どんな場所が危険だったかを確認して避難訓練は終了!

「頭を守る」
「ガラスから離れる」
「倒れてくるものには近づかない」
「先生の話をよく聞く!」
など、地震の時に取るべき行動や安全に避難するための行動を学びました。

今後は、実践を含めた避難訓練の他、消防署職員からの講習などを計画しています。
災害への不安を軽減し、恐怖感を和らげるために、さらに学びを得て経験を増やしていきます!

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