「専門性」と「想い」の両軸で子どもの療育環境をつくる

クローバーキッズ麻布十番です!

クローバーキッズでは、子どもたちにとってより良い環境を作るため、
定期的な内部研修や、特別外部講師を招いてのスタッフ研修も実施しています。

実施内容は障害特性、発達障害基礎知識から、
虐待防止研修、外部講師によるケーススタディなど様々です。

子どもたちに対する「想い」はもちろん大切ですが、
知識のない状態で、その子の特性を理解しないまま想いだけで向き合うことは、
「無理な指導、療育」になり、その子にとって逆効果になってしまうリスクも秘めています。

例えば、お友達に「死ね」や「嫌い」と言ったときに、
「言われた方の気持ちになって考えてみよう」と大人の理屈で伝えても分かりません。
感情を伝える語彙が足りないだけなら、
「嫌だったんだね?」と声かけをすることで、
気持ちを伝える練習をする必要があるかもしれません。

そういったアプローチをしていくために、スタッフの専門性を育てていくことも、
子どもたちの成長にとってはとても重要だと考えています。

先日あるスタッフがこんな話をしていました。

「子どもとの関わり方は、何百、何万通りあると思っています。
その中から一人一人に合ったアプローチ、正解を見つける必要があり、
子どもの成長に伴ってその正解も正解ではなくなっていくので、
また新しいアプローチを探さないといけません。
日々その関わり方を探すことに悩み続けていますが、
それがこの仕事のやりがいだったりもします」

そんな「想い」もやっぱり大切。

子どもたちの幸せな将来につながる成長の場として、
今後もスタッフの育成、環境づくりに取り組んで行きたいと思います。