こんにちは。クローバーキッズ学芸大学です。
今回は3時間目のプログラムとして「オイルタイマー」をしました。
水と油の性質を生かしたとっても可愛いおもちゃです!
水は水同士、油は油同士がくっつく性質があるので、混ざらず分離します。水の方に色をつけると、油と混ざらないのでキレイにグラデーションが出来ます。
オイルタイマーの作り方
では作り方をご紹介します。
参考:オイルタイマー作り方
オイルタイマーの療育のねらい
オイルタイマーの療育的のねらいは2つありました。
1つは力のコントロールをしてペットボトルに注ぐ機会を作ることです。
力のコントロールが苦手なお子さんは、タッチしたつもりでも強くたたいてしまったと周囲から誤解されたり、力が強すぎるためつかもうとした者をつぶしてしまうケースもありそうです。
ものを注ぐことで力のコントロールをする機会を経て、力のコントロールが少しずつ出来るようになるのではと考えています。
漏斗をクリアファイルを用いて作り、油や炭酸を注ぐ経験を作りました。
2つめは科学の不思議について知る機会を作ることです。
水と油を混ぜても分離してしまうことは中学の理科や高校の化学を勉強する際にも、学ぶことが出来ます。
またこのプログラム中で、オイルタイマーに懐中電灯をあて、光っている様子を見ましたが、光の屈折度も水と油で若干違うため、食紅を入れた水の方が良く見えるそうです。
科学の不思議や中学・高校の理科・化学に繋がる経験をここで出来たらと考えています。
オイルタイマーを通して、普段あまり話さない子ども達が、ペットボトルを振りながら楽しそうに話している様子や、色合いをじーっと見ている子、何度も振って水と油の分離する様子を楽しんでいる子がいて私たちも子ども達の新たな一面に嬉しい気持ちになりました。
アフタースクールクローバーキッズ学芸大学前では、子ども達の「できた!」という気持ちを大切にこれからも、普段の活動や遊びの中で子ども達の自己肯定感を育んでいけたらと思っています。
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