皆さん、こんにちは☀️
先日、クローバーキッズでは「昼、夜、電信柱」という運動のプログラムをおこないました‼️
昼、夜、電信柱とは……。
①1人鬼を決め、目隠しをする。
②鬼以外は周りに立ち、「昼、夜、電信柱?」と聞く。それぞれの言葉に応じて動きを変える。
・「昼」→大きく動き回ったり、声を出して逃げ回る。
・「夜」→静かに動き回る。走ってはいけない。
・「電信柱」→その場に止まる。動いたり声を出してはいけない。
③鬼は「昼→夜→電信柱」の順に自由に声を出す事ができ、周りは指示に従った動きをとる。タッチされたら鬼を交代する。
ねらい
・指示、ルール理解
・行動調整
・固有感覚を刺激する
固有感覚とは、「外部刺激の感知、動作や姿勢の把握」という機能を持つ感覚のこと。
目隠しをして動くと、ボディイメージ(自分の身体の位置)が分からずに人や物にぶつかったり、タッチするときの力加減が分からなかったりします。
普段「目で見る」視覚に頼って動きますが、不安定な状況を作ると聴覚や固有感覚を研ぎ澄ませ、活性化できる良いトレーニングとなっているのです✨
また、周りが見えなくて不安な状況でも遊びの中でちょっと勇気を持って動いてみたことが「できた」ことに繋がり、その不安を解消したり、成功体験を増やしたり、「挑戦しよう!」「チャレンジしよう!」という前向きな心が持てるようになります。
※今回、鬼の子はサングラスをつけた絵文字にしております😎

目隠しをして、さっそくゲームスタート‼️鬼になった子の声をしっかり聞いて、ルールに従って走り回ります🏃
せーの‼️
「昼、夜、電信柱⁉️」
まずは、昼☀️



拍手をしたり、大きな足音を鳴らしたりして、元気に鬼から逃げていく子どもたち。一方、鬼は目が塞がっているため、恐る恐る手を伸ばす様子が……👀

しかし、怖がらずに素早く手を伸ばして果敢に逃げるお友達をタッチしに行く子も😆👏ナイスチャレンジ👍
次に、夜🌙


先程とは打って変わって、ゆっくり静かに動いています🤫
さあ、いよいよこの瞬間が……‼️
電信柱💡

ピタッ‼️
その場でストップ✋

ゆっくり動く鬼をじっと見ながら、タッチされないかとドキドキ。見つかりませんように……🫣
この一連の流れを繰り返し、鬼を変えながら沢山身体を動かしました。
鬼は、逃げるお友達の声や足音の大きさを頼りに距離を見計らって動き方を考えます。運動療育としても身体を元気に動かせますが、SSTにつながる部分もあるプログラムです💡
最初は「夜!」と言われても音を立てて走ってしまったり、「電信柱!」と言われても止まれなかったりすることがありましたが、何回もやっていくうちにルールを理解して行動を調節することが出来ていました✨
また、鬼のお友達が人や物にぶつからないように「危ない!」「ぶつかるぶつかる!」など声をかける子供たち☺️
自然と会話の中でどんな言葉使いをするべきか考え、一緒に遊んでいるお友達へ思いやりある声かけとなっているのは社会的スキルがついてきています。
今後も、楽しく身体を動かしながら「できた!」という成功体験を増やして自信や自己肯定感を育むプログラムをおこなっていきたいと考えています☺️
※プログラム前後に手洗い・手指消毒を実施し、安全に配慮しておこなっています。
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