みんなで石鹸を溶かして、きれいな石鹸を作ろう!

こんにちは。クローバーキッズ学芸大学です。今回は3時間目のプログラムとして「せっけん作り」をしました。

 

せっけん作りでは、グリセリンソープと呼ばれる透明な石鹸を使って、アロマオイルやドライフラワーを入れて、見た目もキレイな石鹸を作ります。

石鹸の作り方

まずは作り方をご紹介します。

参考:石鹸づくり

★「プラスチックのコップにグリセリンソープを注ぐ」と書きましたが、あつすぎるグリセリンソープだと、コップが熱で変形してしまいます。少し冷ましてからグリセリンソープを注いでください。また、耐熱用のプラスチックコップもあるのでそちらもおススメです。

★温めた石鹸が熱いので、やけどの危険もあります。子どもが作る時は絶対に大人と一緒に行ってください。

★グリセリンソープはアマゾン等の通販サイトで購入しました。身近なお店で打っていない場合はぜひ通販等だとグリセリンソープが手に入ります。

 

石鹸づくりの療育のねらい

石鹸作りでは、2つの療育のねらいがありました。

1つは、手先の巧緻性を高めることです。

お花をお箸を使って、自分が「ここにおきたい」と思える場所においていく等で、楽しく、お箸をつかむ、離すという動作を行うことが出来ます。

またお箸が使えない子やお箸を使って、お花を握りづらい子に対しては、お花をトングでつかんで石鹸の上においてもらいました。

 

お箸の持ち方が出来るようになるには、親指と人差し指でわっかが作れるようになり、薬指、小指を使って指折り数えの6,7が出来るようになると持ちやすいです。

また、肩の力を抜く、肩をあげるなどの動作がなめらかに出来るようになると、肩に無駄な力を入れすぎず動かすことが出来ます。

 

お箸が使える子に対しては、お箸を使ってもらうことで手先を動作を行う経験にしてもらい、お箸を使うのが難しい子は、トングを使って、親指と人差し指を使って鍛えていく経験にし、お箸を使う為に必要な親指と人差し指を鍛えていく経験になればと思っています。

 

それ以外にも花をちぎる、はさみで切る等の動作も手先の巧緻性を高める経験に繋がると思います。

 

2つめは、科学の不思議を経験する場を作ることです。

石鹸を温めると溶ける、石鹸を常温に置いておくと固まるなど、温度を加えることで、石鹸が状態変化(固体の石鹸になったり、液体状の石鹸になったりします。)します。

このプログラムを通して、高温にさらすことで、固体の物が液体になる経験等を目で見ることが出来ます。

 

このプログラムの中でも、例えば、「氷って、お湯にいれたら、解けて水になるよね?これって高い温度の所に氷を入れたから、氷が溶けたんだよ」等と伝えていくことで、小学校の理科の学習につなげていくことも可能です。

 

子ども達が同じようなお花を使っても、思い思いの所に配置したり、中にはお花を石鹸にさして、お花を立ててフラワーアレンジメントのように飾り付けする子どももいて、子ども達の発想力や想像力の素晴らしさに感動しました。

 

また、子ども達同士で助け合う様子がとても素敵だなと思いました。

 

アフタースクールクローバーキッズ学芸大学前では、子ども達の「できた!」という気持ちを大切にこれからも、普段の活動や遊びの中で子ども達の自己肯定感を育んでいけたらと思っています。

 

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